【令和7年6月19日(木)】日本人だからこそ聴ける、自然の声。
己 | 二黒土性・丑未・陰 | 紀(すじ・ととのえる)を語源とします。紆余曲折を経て、成長を完成させて実を結実させた象(かたち)です。自己鍛錬、己を反省し学びを深める気質。忍耐、柔軟性、挫(くじ)けない心。谷・盆地:謙虚で堅実に物事を実行し、忍耐強い補佐役的気質。 |
未 | 二黒土性・己・陰 | 味(あじ・かおりたつ)を表す:時が食物に滋味を加え、心を成熟させて人間味を付ける。午を経て人間味に磨きがかかり、技芸を発揮するとの意味が含まれます。昧(くらい)は、夜明け前の薄暗い時間。曖昧(アイマイ)、蒙昧(モウマイ・道理に昧(くらい))に注意。13~15時 |
五黄土性 | 戊・己 | ずばりガイア・地球そのもの。名誉から嫉妬等々何でも引き寄せ、外れたものを破壊し、調和の為の創造を司ります。「威信」をもって、社会の繁栄の為の努力・精進が命題です。意志、不屈、勤勉、実行力。 |
土星揃い、五黄の本日に活かしたい特性
(3)土性:物を創り出す生産的な働き。
・・・・・・・
神道に書籍なし。
天地をもって書籍となし。
日月をもって照明となす。
・・・・・・・
生命の言葉 神社庁
作物に向き合うと、実は自分が生産しているのではなく、大地・日月によって化育され、我々は子供の成長を見守るように、手助けしているに過ぎない。
陰陽五行の木火土金水(木(=風)、火(=太陽)、土、金(=草)、水)を見極め、お手伝いをさせていただく。
『百萬経典(ひゃくまんきょうてん)日下(にっか)の灯(とう)』(今北洪川老子)
百万本の経典を読んで勉強しても、ただ頭の中に知識として持っているだけで活動しなければ、
太陽の下のろうそくの火にすぎない。つまり、役に立たない。
「本の虫」になるのも良いが、更に大事なのはその上での実践。
知行合一、言行一致、行解相応という四字熟語が、古典・禅語で教授されているのは、実践・体現が我々に課せられた使命であると理解できます。
安岡正篤先生は、「活学」を教授しました。
活学とは、学んだことを知識のみに留めず、知恵として発展させ、実践することです。
ところで、日本語を母語とする我々日本人は、花鳥風月、自然を愛でて、それを感じる・一つになる事が出来る脳を持ち合わせています。
その秘密は、左脳が言語脳であり、その左脳で自然な音・声をも処理するからです。
花鳥風月、天地自然からの声を言語として処理できる脳構造にするのが日本語であるというのは、必然である気がします。
以前記載した一日一言 【令和2年12月15日】日本語こそが世界を平和にする鍵 をご参考までに。
花鳥風月、天地自然の声を理解して言語化することを「天声人語」と言うのではないでしょうか。
日本語を母語とする日本人のお役目の重さを感じる次第です。
合掌