【令和7年6月15日(日)】良き縁、良き交際を意識しましょう。
本日は、271(日盤一白水星)・乙卯(きのとう・おつちゅう・干支52番)・赤口・更待月・父の日・おさん(納)・室宿(27宿)・本暦皐月廿日(5月20日)・カタカムナ暦6月28日です。
乙 | 四緑木性・卯・陰 | 軋(きし)るが語源、万物(植物)の種子が水分、養分を摂取し、固い殻と重い表土をしなやかに伸び進んでいく発芽の力。援助、連絡、信用、バランス。人工木(植木):教養、躾、社会経験など手塩にかけて地道に成長する気質。 |
卯 | 四緑木性・乙・陰 | 冒(おおう・さかん)を表す:心身の成長が盛んで、豊かさの中で人生が昇り進んでいく。卯は、茆(かや)を表し、無駄を省く、順路を正すとあります。こうすることで、乙のように、しなやかに伸び進んでいくことが出来ます。「昴(すばる)」は農耕の星とされ、「実り豊か」な様子を想起します。5~7時 |
一白水性 | 上善如水・陰 | どんなに辛い出来事でも乗り越えられる魂を持ち合わせています。マイナス思考に注意しましょう。柔らかさ、交際、忍耐、牽引。 |
陰揃い、一白の本日に意識したい特性
(6)胎(たい):優れた交際力を持つ
『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に』森信三先生
『袖振り合うも多生の縁』慣用句
『小才は、縁に出合って縁に気づかず。中才は、縁に気づいて縁を活かさず。大才は、袖すり合うた縁をも活かす』柳生家家訓
『己に如(し)かざる者を友とする勿(なか)れ』論語
『交友を選べ』橋本左内(啓発録)
「朱に交われば赤くなる」という諺があります。
人は関わる相手や環境によって、良くも悪くもなるという意味です。
類義に、「水は方円の器に随う」があります。
『水の浅深によって魚の大小自ずと定まる』尊徳翁
環境によって人間は大きな影響を受けるもので有り、付き合う人々によって大凡の人物像が見えてくると言うのは至言とも感じます。
人間は一人(独り)では生きられない。
人間、人の間とあるように、親、御先祖様の経糸があり、家族、身内、友人・知人、寄り合い等々の横糸で織り合わされて始めて我々ヒトは生きることが出来ます。
『君子は必ず其の独りを慎むなり』(大學・礼記)
自分一人のときでも、行いを慎み雑念の起こらないようにすること。
人間は、独りでは生きられないが、独りの時間を慎み、己磨きに精を出す。
ひとりを慎む「慎独(しんどく)」の工夫が、人間関係に影響し、交友関係を決めると心得ましょう。
四書五経は、修己治人の学問であるとも言われています。
己を修めるが故に、人を治める事ができる。
交際は己の鏡、自分に集う人々は己の写し鏡と言えましょう。
Good luck