【令和7年5月1日(木)】夏も近づく八十八夜
本日は、291(日盤一白水星)・庚午(かのえうま・こうご・干支7番)・先勝・八十八夜・不成就日・三隣亡・大犯土・みつ(満)・井宿(27宿)・本暦卯月四日(4月4日)・カタカムナ暦5月11日です。
類義の故事成語にも以下があります。
庚 | 六白金性・申・陽 | 更(あらたまる)と同語で、草木の実が成熟し、花から実へと成長が更新される。これまでの発想と異なる新たな思考性がある。変革、改心、イノベーション。原材料・天然素材:悠然とした行動力で指導する大器晩成の気質。 |
午 | 九紫火性・丙・陽 | 忤(さからう・さかう)を表す。物から心へ精神性を充実し、救済へと生き方を反転する新境地。反骨精神。11~13時 |
一白水性 | 上善如水・陰 | どんなに辛い出来事でも乗り越えられる魂を持ち合わせています。マイナス思考に注意しましょう。柔らかさ、交際、忍耐、牽引。 |
一白の本日に意識したい特性
(5)坎(かん):忍耐力に優れ、人生の試練から教訓を学ぶ。
シェイクスピア曰く、「人生は選択の連続である」と。
「迷ったときは困難な道を選べ」とは先賢の教えです。
常に拳拳服膺したいのは、「艱難汝(なんじ)を玉(たま)にす」の格言です。
困難や苦労を乗り越えることで、人は立派に成長します。
類義の故事成語にも以下があります。
- 玉琢かざれば器を成さず(たまみがかざればうつわをなさず)
- 玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)
- 苦労屈託実の薬(くろうくったくみのくすり)... 苦労は自分の成長に役立つ薬
実父は既に他界していますが、我々子供の為にひた向きに働いていたことを思い出します。
子は親の背中で学び、やがて同じく背中で子に教える。
こうした中で、反省と祈りが日々の日課になるのでしょう。
人生に休日は無く、引退はこの世を去る時、臨終定年と感じる次第です。
『志業はその行詰りを見せずして一生を終るを真実の心得となす』鎌倉彫の元祖がその子孫に遺(のこ)した名言
故安岡正篤先生が好まれていたという名言です。
先生曰く「不肖(ふしょう)も生ける限りは、その行詰りを見せずして、よく勉強したいと念じておる。」
『まいいかと思う心が命取り』自作
合掌