【令和7年4月30日(水)】己巳の開運日、積極的な発想と行動を心掛ける。
本日は、299(日年盤九紫火星)・己巳(つちのとみ・きし・干支6番)・赤口・三日月・のぞく(除)・参宿(27宿)・本暦卯月三日(4月3日)・カタカムナ暦5月10日です。
己 | 二黒土性・丑未・陰 | 紀(すじ・ととのえる)を語源とします。紆余曲折を経て、成長を完成させて実を結実させた象(かたち)です。自己鍛錬、己を反省し学びを深める気質。忍耐、柔軟性、挫(くじ)けない心。谷・盆地:謙虚で堅実に物事を実行し、忍耐強い補佐役的気質。 |
巳 | 九紫火性・丁・陰 | 已(や)む、とどまるを表す:自己研鑽(けんさん)がきわまり、社会貢献の段階に向けて好機を待つ。巳は蛇にも通じます。9~11時 |
九紫火性 | 離為火・陽 | 清廉な感性による気品と気高さをもって大業を成す為に、若い時は良き指導者に附いて、優しさや思いやりをマスターすること。更に言えば、感情的になりやすいので、炭火のような持続性のある生き方を學ことが必要でしょう。感性、独創、情熱、直感。 |
九紫の本日に意識したい特性
(19)光明:積極的な発想と行動力
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美しい心を持ち、
夢を抱き、
懸命に誰にも負けない
努力を重ねる人に
神はあたかも
行く先を照らす松明を
与えるかのように
「知恵の蔵」から
一筋の光明を授けてくれる。
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稲盛和夫氏
『一燈(いっとう)を提(さ)げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ、只一燈を頼め』佐藤一斎 言志四録
色々な解釈が出来ると思いますが、不肖は「周りがどうであれ、自分の信念を貫け」と理解しています。
『一燈照隅万燈照国(一灯照隅万灯照国)』最澄
一つの灯火だけでは隅しか照らせないが、その灯火が万という数になると国中を照らすことができる。
量子力学的に言うならば、人間の肉体は突き詰めれば素粒子の集まりで成り立っています。
素粒子はくっつきやすい性質を持っているため、同じ波動のものが引き寄せられていきます。
誰にも負けない、否、自分がやり切ったと納得できる行動が自信となり、その氣・エネルギーが一燈(いっとう)になるのでしょう。
そして磁石のように同志が集まり、やがて大きな炎となる。
『克己復礼為仁』論語
こっき ふくれい じんとなす。
自らの強い意志で、欲望や邪心を抑えて礼儀を正しくすることが仁である。
美しい心と積極的な行動が、心身をみそぎ(身を削ぎ)、光明を享受できる状態を創る。
そして、霊(み)が注がれるのことで、クリリングとチャージングが行われ結ばれます。
毎日歯を磨くように、心磨きが必要なことを宗教や古典は教え、実践を勧めていることが理解出来ます。
但し、宗教・宗派によっては、管理しやすい状態にする為に、教授しなかったり、歪めて教授しているとの卑見です。
合掌