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【令和7年4月23日(水)】見えなくても必ずそこに居て、御役目を果たしている存在に学ぶ。

石﨑 則夫 さんが2ヶ月前に追加

本日は、292(日年盤二黒土星)・壬戌(みずのえいぬ・じんじゅつ・干支59番)・仏滅・やぶる(破)・奎宿(27宿)・本暦弥生廿六日(3月26日)・カタカムナ暦5月3日です。
一白水性・子・陽 任(になう)、妊(はらむ)の古字。樹々から開放され落下した実の内部には、種子が固い殻の中に次へつなぐ志を育んでいる。胎蔵される新しい生命力と拘束されない行動力。大海の水:大胆な誠実さの生き方の中で、清濁併せ呑む力量と気質。
八白土性・戊・陽 楝(れん・きたえる)や滅(めつ)に通じ、威信や威厳を体得し、人生での役割を完結する。19~21時
二黒土性 坤為地・上徳谷如・陰 従順さと無償の愛、奉仕の精神。柔軟さ、寛容、謙虚、堅実、勤勉。

二黒の本日に意識したい特性
(11)玄徳:奥深い、隠れた徳。また、深遠な功徳。

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『大學の道は明徳(めいとく)を明らかにするにあり』(大學)
人間はその使命を果たすために外の動物にはない人間性、理性などの「性」を天から与えられた。
この性を一言で言で「明徳」と表現できます。

老荘思想では、徳を密(ひそ)やかに積みなさいという意味で玄徳を説いています。
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月刊致知 2022-2 P11より

二黒を一言で言えば、上徳谷如(じょうとくたにのごとし)であり、人の最も優れた徳(行為)は谷の如しと教えてくれています。
谷は自らを空(むな)しくして、天の氣を入れて満ち満ちとしています。

玄徳を積む事により、天から与えられた明徳がより輝きを増し、誰の目に見ても明らかになり、そういったヒトを人格者と言うのでしょう。
人格者がリーダーとして君臨する組織は栄え、逆は亡びる。

『香風(こうふう)隠せば彌(いよいよ)露(あらわ)る』大燈国師
徳のある人の香は、隠しても露わになる。

奥深い谷の中も、下弦を過ぎたお月様も、雲に隠れたお天道様も、見えなくても必ずそこに居て、御役目を果たしています。
玄徳に優れた存在として崇め、学びの対象としたいものです。
合掌