【令和7年4月21日(月)】日々禊祓いを心掛け、素敵な自分の花を咲かせましょう。
本日は、299(日月盤九紫火星)・庚申(かのえさる・こうしん・干支57番)・友引・下弦・さだん(定)・室宿(27宿)・本暦弥生廿四日(3月24日)・カタカムナ暦5月1日です。
庚 | 六白金性・申・陽 | 更(あらたまる)と同語で、草木の実が成熟し、花から実へと成長が更新される。これまでの発想と異なる新たな思考性がある。変革、改心、イノベーション。原材料・天然素材:悠然とした行動力で指導する大器晩成の気質。 |
申 | 六白金性・庚・陽 | 呻(うめ)くを表す:伸びるに通じ、人格の円熟に突き進む、絶え間ない進取の精神力。15~17時 |
九紫火性 | 離為火・陽 | 清廉な感性による気品と気高さをもって大業を成す為に、若い時は良き指導者に附いて、優しさや思いやりをマスターすること。更に言えば、感情的になりやすいので、炭火のような持続性のある生き方を學ことが必要でしょう。感性、独創、情熱、直感。 |
庚申 、陽揃い、九紫の本日に意識したい特性
(4)紫(し):社会的な執着を離れて精神世界を大切にする。
『それ学問は心の汚れを清め、身の行いを良くするを以て本実とす』中江藤樹(陽明学者)
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中江藤樹は、江戸時代、庶民に人としての道を説き続け、近江聖人と仰がれました。
真の学問の目的は、物知りになることではありません。
真の学問は、心の汚れを清め、行いをよくするところに価値があります。
しかし残念なことに、学問をすることで逆に人間が悪くなる場合があります。
碩学・安岡正篤師の高弟で、住友生命保険元会長の新井正明氏は、
「古典を少し学ぶと、自分が偉くなったと錯覚して傲慢になる人がたくさんいる」と警鐘を鳴らしておられました。
心したいことです。
心は放っておけばすぐに雑草が生えます。
心の雑草を取り、周囲に少しでもよい影響を及ぼしていける人間を目指して、真摯に学び続けることが大切ではないでしょうか。
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人生心得帖 2024年版より
本(学) | 道徳と習慣 | 人間学 |
末(学) | 知識と技術 | 時務学 |
『物に本末あり、事に終始あり。先後するところを知れば、則ち道に近し』大學
人間学が基本であり、時務学がその先にあるものである。
古来、本末転倒、先後逆とならぬようにとの先賢の教えです。
雑草に覆われないないように日々禊祓いを心掛け、素敵な自分の花を咲かせましょう。
Good luck