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【令和6年11月7日(木)】立冬、紅葉の始まり

石﨑 則夫 さんが約2ヶ月前に追加

本日は、354(日盤四緑木星)・乙亥(きのとゐ・おつがい・干支12番)・仏滅・立冬 ・亥の子餅・たつ(建)・危宿(27宿)・ちいみ(血忌日)・本暦神無月七日(10月7日)です。
四緑木性・卯・陰 軋(きし)るが語源、万物(植物)の種子が水分、養分を摂取し、固い殻と重い表土をしなやかに伸び進んでいく発芽の力。援助、連絡、信用、バランス。人工木(植木):教養、躾、社会経験など手塩にかけて地道に成長する気質。
一白水性・癸・陰 亥は閡(がい・とじる)を表す。物事の中心、核に通じ、愛と智慧(志)を抱き、時機到来を待つ意味です。21~23時
四緑木性 巽為風・縁・陰 バランスと奉仕の精神が命題です。心のオアシスを求める人に、良い風(氣)を送り届けましょう。温和さ、社交性、支援、信用。

陰揃い、四緑の本日に意識したい特性
(6)援:余りあるものを人に分け与えて援助する。

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国を有(たも)ち家を有つ者は、
寡(すく)なきを患(うれ)えずして均(ひと)しからざるを患う。
貧(まず)しきを患えずして安(やす)からざるを患うと。
蓋(けだし)均しければ貧しきこと無く、和わすれば寡(すくな)きこと無く、安ければ傾(かた)むくこと無し。
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論語 季氏第十六

諸侯や大夫たる者はその領内の人民の貧しいのを憂えず、富の不平等になるのを憂え、人民の少ないのを憂えず、人心の安定しないのを憂えるというのだ。
富が平均すれば貧しいこともなく、人心がやわらげば貧富の差も無く、そして人心が安定すれば国が傾くこともないだろう。

先ずは、自分が生産、援助する側に立つこと。
身近に援助が必要な人々に手を差し伸べる事で、周囲は安心を得、自身は徳を天に積む事になる。
こうして、安定の次に必ず来る不安定な出来事が起こった際にも、周囲から救いの手が差し伸べられる。
多い所から少ない所へを心掛け、更にそれが周囲に及び、自助・共助(扶助)・公助による「三助の思想」「三助の精神」が根付く。
報徳思想(至誠・勤労・分度・推譲)が当たり前で、寄り合い・地域が絆で結ばれているなら、必ず救い救われる。
情けは人の為ならず、巡り巡って己が為ですね。
合掌