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【令和6年2月12日(月・振替休日)】慢心は命取り

Added by 石﨑 則夫 8 months ago

本日は、357(日盤七赤金星)・丙午(ひのえうま・へいご・干支43番)・先負・三日月・一粒万倍日・不成就日・さだん(定)・奎宿(27宿)・神よし(神良日)・本暦睦月三日(1月3日)です。
九紫火性・午・陽 炳(あきらか)、顕著の意。万物(植物)の新芽や若葉が、太陽の光を受けて、次第にすがたをあきらかにする力。感性、情熱、技芸、直観。太陽の光、花火(豪華絢爛(ごうかけんらん)):人目を引く華々しい社交性で成長する気質。
九紫火性・丙・陽 忤(さからう・さかう)を表す。物から心へ精神性を充実し、救済へと生き方を反転する新境地。反骨精神。11~13時
七赤金性 兌為沢(だいたく)・悦・陰 「兌」は氣・口・人の会意文字で、1)氣が彷彿する・興奮する、2)祭祀上の祝器、3)人間関係を表します。言葉で人を悦ばし感化するオアシスを目指しましょう。悦、癒し、社交、言葉の感化力。

七赤の本日に意識したい特性
(17)成熟:慢心せずに努力を重ね、精神的な豊かさを心掛ける。

慢心に安住することが、命取りになることは歴史が教えてくれています。

『波騒(なみざい)は世の常である。波にまかせて泳ぎ上手に雑魚(ざこ)は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水の深さを』吉川英治(宮本武蔵)
大衆は、何かあるとすぐに状況に振り回されてしまう。
究めた人しか本質や真理は判らない。

・・・・・
現代の組織化・集団化は個人の自主性を奪い、
大衆を歩兵とし、マスコミを砲兵とし、
之を駆使して一部少数の野心家がその野望を遂げようとする。
我々は確固として個人の自主的信念と良識とを守り、
力を協(あわ)せて人間の奴隷化を救はねばならぬ。
・・・・・
安岡正篤翁

TV、雑誌の大雑把な情報に心を奪われれば、不安や不満が噴出してきます。
何をしたいのか?
不安、不満を餌として、何かを売りつけたい、意図した方向に誘導したいことは明白です。

不安、不満の原因は何か?
澄んだ静かな心で世を見渡せば、お蔭様、お互い様、お天道様の有難さに気付きます。
何が先で何が後か、現象以前の潜象は何か。
心に波騒(なみざい)が起こった際は、核心を掴む心がけが必要だと思う次第です。

林英臣先生が唱える綜學観法は、「全体を観る」「核心を掴む」「流れを読む」の3つで成り立ちます。
決断にあたって、まず全体を眺め、時空における現在位置確認します。
次に向かうべき方向を定めつつ、決断する上で重要となる核心を掴みます。
核心の中に、乗り越えなければならない問題や、思い切って捨てねばならない既得権益やしがらみ、不要なプライドや拘(こだわ)りなどが含まれます。
そして、世界の変化・日本の盛衰・自分の運氣などを流れとして読み取ります。
そうすれば、きっと思い切った決断が下せるようになるでしょう。
>>>続き

安心と豊かな心でしか観えないのが、潜象の世界なのでしょう。
Good luck