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【令和5年9月18日(月・敬老の日)】晴れが続くと雨を乞い、雨が続くと晴れを乞う。

Added by 石﨑 則夫 4 days ago

お早う御座います。
本日は、416(日盤六白金星)・己卯(つちのとう・きぼう・干支16番)・大安・一粒万倍日・やぶる(破)・房宿・大みょう(大明日)・本暦葉月四日(8月4日)です。
二黒土性・丑未・陰 紀(すじ・ととのえる)を語源とします。紆余曲折を経て、成長を完成させて実を結実させた象(かたち)です。自己鍛錬、己を反省し学びを深める気質。忍耐、柔軟性、挫(くじ)けない心。谷・盆地:謙虚で堅実に物事を実行し、忍耐強い補佐役的気質。
四緑木性・乙・陰 冒(おおう・さかん)を表す:心身の成長が盛んで、豊かさの中で人生が昇り進んでいく。卯は、茆(かや)を表し、無駄を省く、順路を正すとあります。こうすることで、乙のように、しなやかに伸び進んでいくことが出来ます。「昴(すばる)」は農耕の星とされ、「実り豊か」な様子を想起します。5~7時
六白金性 乾為天・創造性とリーダーシップ・陽 慢心・プライド・遣(や)り過ぎに注意しながらも、天に従い、人格を磨き、人・自分を幸せにする核心となり、創造的な事業を旭日昇天(破竹の勢い)で行うなら願いは叶います。核心、指導、独立、決断。

六白の本日に磨きたい特性
(7)円:融通性、奉仕のこころ

『融通無碍(ゆうずうむげ)』
滞ったりつかえたりすることのないこと。
転じて、考え方や行動が何物にもとらわれず自由でのびのびしていること。

般若心経にも、「心無罣礙(しんむけいげ)」というくだりがあります。
罣=網をかける事。
礙=さまたげ止むる事。
罣礙(けいげ)= 網をかけて妨げ止めて自由にしない事。

「無」が付いていますので、「心に罣礙無し」。
「心の網にひっかからない」、「拘束されないで自由自在に動きまわる」という意味になります。

罣礙(けいげ)の類語に、 悶々(もんもん)とする があります。
悶 = もん、もだえる。

心が門の中に閉ざされて、拘束されているという意味でしょうか。

誰がしているのか?させているのか?
やはり、自分自身なのでは。
気が滅入(めい)る と言いますが、気が滅びに入っていくことを指します。

仏教では、この世は虚仮の世界と教えてくれています。
生まれ落ちた虚仮の世界から、やがて死んで故郷へ帰る、帰命とも言います。

晴れが続くと雨を乞い、雨が続くと晴れを乞う。
滅入(めい)ることもあるから、元気が有難く感じられます。
その感謝が薄まると、いつの間にか滅入ってしまう。
虚仮の世界での経験の為に、全て己の必要に応じて気の巡りが循環するのでしょう。

元気潑溂(げんきはつらつ)という四字熟語がありますが、日々よい言葉、書物に触れ、心を溌剌(はつらつ)とした状態に保ちたいものです。
希望を抱き、心を溌剌とした状態で、引っかからずにさらさらと過ごしていきましょう。

『人生は心ひつの置き所』中村天風先生
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